サッカー素人haroの英国イングランド、プレミアリーグ観戦記

サッカー素人の地方在住のおっさんが、自分がただワールドカップを楽しむために始めたブログです。もっと理解できるようになりたいので、サッカーの詳しい方、そうでない方もコメントよろしくお願いします。

Group A ロシア連邦 VS サウジアラビア王国 展望

緒戦になります。

緒戦の見どころと言って、あまり関係ない記事を二本挙げてしまいましたが、今度こそ分析していきたいと思います。

とはいえ、今回も開幕セレモニーは気になりますね笑

冗談はこのくらいにして、両チームとも守備が整備されていないのが気になります。

予選、親善試合通じて大量失点しまくっています。

まずロシアです。3バックにしたのですが、顔ぶれも約束事もままならないまま、本大会を迎えそうです。

現在の攻守バランスではもはや、うまくいかないのでしょう。

中盤の底も、1ボランチを務めてきたグルジャコフを諦め、2ボランチにすることでなんとかスペースを埋めようとしてきましたが、それでもよくがら空きになっています。

おそらくボランチの軸となるゴロビンは、スペースを埋めるより攻撃的に生きたいタイプで、ベルギー代表のデ・ブルイネに近い使い方がされているようです。

一昨年までのデ・ブルイネがそうですが、どちらかといえばトップ下タイプなので、ゴール前に侵入することが多く、自分の担当スペースを空けてしまうようです。

ただ、ロングパスが正確なので、前線に優秀なポストプレーヤーがいる場合、有効です。

幸いロシアには、高さに優れたスモロフとジュバがいます。ジュバは監督と確執があるそうなのですが、ポストプレーヤーとして、そして代表の得点率でもスモロフより優秀です。

できれば二人同時起用できれば言うことないのですが、そうなるとボランチかトップ下を削らなければなりません。

つまり3-3-2-2か3-4-1-2です。

前者は、1ボランチのため、より広大なスペースがら空き事件が発生し、後者は、FWがものすごく孤立します。

スモロフとジュバ、どちらかが中盤とのつなぎ役になれればよいのですが、それも難しいようです。

となると、1トップしか選択肢は無さそうです。

そもそも2ボランチですら、好守バランスが取れないことが問題です。

運動量のある守備型、もしくはデュエルできるバランサー型のボランチがいれば問題解決なのですが、ないものねだりしても、仕方がありません。

中盤の守備を整備しながら、どうやって前線にボールを届けるかが、ロシアの命題にな るでしょう。

3ボランチも検討してみるのもいいかもしれません。4バックとセットになりますが、エジプトとサウジは1トップなので、かみ合わせは悪くないはずです。

また、サイドからのアーリークロスも一つの正解だと思います。

右のWBを務めるサメドフは、ロシア版ロベカルのような選手で、ピンポイントクロスと切り込んでからのクロス共に優秀です。

ただ、やはりというかロベカル同様、守備しません。

その場合、オーソドックスな4-2-3-1にして、右のSHにするといかんなく攻撃力が出せるでしょう。

ただ、そもそも4バックが機能するなら、そうしているんですよね。

あちらを立てればこちらが立たず。

私としては、同じアジア人としてサウジを応援したい気持ちもありながら、開催国が勝たないと盛り上がらないので、ロシアを応援したい気持ちも強い。

今回はロシアを中心に紹介しましたが、サウジを紹介できる記事もいずれ書きたいと思います。

ただ、サウジもここで勝たなければ、決勝T進出の可能性は限りなく低くなってしまうのですが。