Group D アルゼンチン共和国 vs アイスランド共和国 試合後感想
今まで、試合前には展望記を書いてきましたが、もう書けません。
毎日試合を見るので精一杯です泣
皆さんも無理しないよう、お気を付けください。
無理しすぎても、楽しめないですから。
早速ですが、全く予想がつかないグループが始まりました。
4チームどこが決勝Tに進出しても、全く驚きません。
アルゼンチンが優位だと思われているようですが、そんなことはない、それくらいレベルの高い、好チームがそろいました。
~前半開始~
多くのチームがベテランに頼る中、アルゼンチンもマスケラーノを使ってきましたね。
特に最終ラインにけが人も多く、満足にスカッドを組めない中、彼に頼りたく気持ちも分かります。
私は彼がウエストハムに所属したとき初めて目にしたのですが、実績充分な彼ももう34歳。
フル稼働は不可能です。大事に使っていってほしいです。
一方アイスランドは、4-3-3で入りました。
どうなるものかと見ていたのですが、どうやらいつもの4-4-2に戻しました。
メッシにマンマークを付けるのかと思いましたが、そうではなく、やはりいつもの4+4の守備ブロックに見えます。
初出場の国が、メッシの、神のいる国に立ち向かっているだけですごいことだと思います。
しかもいつもの戦い方を貫きながらです。
仮に負けても、試合に負けて勝負には勝ったと胸を張って言える、実にかっこいい戦い方です。
前半は1-1でした。
アグエロのゴールもゴラッソでしたが、アイスランドのゴールは組織的で有機的で、素晴らしかったです。
チームスポーツの得点としては、より美しく感じられました。
後半も楽しみです。
今年のCLを見ても思ったのですが、GKのミスは見ていてきついです。
できれば起きてほしくない。
アイスランドは突くべきですが、カバジェロが無難なプレーができることを祈っています。
~後半開始~
ポゼッションこそアルゼンチンですが、想定通りにゲームを進めているのはアイスランドです。
数少ないですが、高さを活かした効果的なカウンターが10分に一回は発動できていました。
と思っていたら、アルゼンチン側にPKがありましたね。
FKも3度ありました。
メッシは神様かもしれませんが、調子の悪い日もあります。
アイスランドの素晴らしいディフェンスをものともしない個のクオリティがあるはずなのですが、今日は見られませんでしたね。
フランスもそうでしたが、優勝候補は決勝に、3週間後にピークを持っていきます。
緒戦にすべてをかける国も多い中で、この傲慢さともいえる戦略は、チーム全体で消化できていたのでしょうか。
いっそ、Bチームで戦っても良かったかもしれません。完全に控えではなく、Aチームに数人スパイスを加える程度でいいので。
さらに、ずっと言われ続けてきたことですが、バルサはメッシを活かし、アルビセレステは、メッシに頼り切ってきました。
いくらなんでもメッシに集めすぎです。
アイスランドは完全に足が止まっていました。
アイスランドが素晴らしい守備をしたと称賛されるのでしょうが、アルゼンチンの攻撃が稚拙だと指摘されるのが正しい気がしました。