Group C オーストラリア連邦 vs ペルー共和国 試合後感想
ペルーのアルベルト・ロドリゲスに何があったのか、分かりませんが、それ以外は両チームともベストメンバーで戦えそうです。
初戦のような緊張感を感じられる、素晴らしいゲームになりそうです。
個人的な思い入れになってしまいますが、もしかしたら、デゲネクは出場することなく、大会が終わってしまうかもしれません。
だとしたら、悲しいです。ナバウトは出れたので。
とはいえ、大事なのはチームが勝つことです。
このスタメンが、最善の選択であることを祈っています。
ペルーにも引き続き、全力を尽くしてほしいです。
個のクオリティがあることは示しました。
あとは結果だけです。
~前半開始~
オーストラリアは高さを活かせていませんね。
中盤は、ペルーが支配しています。
加えて、オーストラリアの選手がボールをトラップした瞬間に、ペルーの、人とボールの間に体を入れて奪うやり方とミドルプレスがはまっています。
仕方ないので、オーストラリアは外で回すことになっているのですが、そうなると司令塔であるムーイがあまりボールを触れなくなります。
よって、攻撃の構築に非常に苦労しています。
ペルーはしっかり準備してきたということもあるのでしょうが、選手たちが理想的な精神状態なのかもしれません。
開き直ったのでしょう。
一人一人が、勤勉に約束事を守っていながら、遊び心も感じさせるプレイも見られました。
チームメイトのそんなプレイを見ると、緊張しすぎている選手も周りが視えてきます。
先制ゴールは見事でしたね。無駄な力が入っていない、素晴らしいゴールでした。
このままいけば、しっかりゲームをコントロールして、時間を潰せると思います。
攻守の要であるヨトュンがイエローをもらってしまったのだけが、不安です。
オーストラリアはこのままではいけません。
前半の半分以降は、フィニッシュの形がほとんど作れませんでした。
ムーイ、もしくは最終ラインからボールを引き出すプレイをする選手が必要です。
~後半開始~
この試合のキーマンだった、ヨトュンがいなくなってしまいました。
オーストラリアにとっては計算外でした。
細かいパスミスもありました。
戦術的にも、そして執念でも、ペルーが一枚上でした。
事前に何をすべきか、きっちり準備できたペルーと、時間が経つごとに可能性が無くなり、試合中に気持ちの整理をしなくてはならなかった、オーストラリア。
最後は時間を潰れるプレーに終始してしまいましたが、それでも戦ってくれた両チームの選手を称えたいです。
サウジアラビアもオーストラリアも、勝ち点以上の勇ましい戦いを見せてくれました。
アジアのためにも、残された日本がグループステージを突破したいです。
28日、23:00フジテレビです。
届くか分かりませんが、一人でも多く応援してください。お願いします。