サッカー素人haroの英国イングランド、プレミアリーグ観戦記

サッカー素人の地方在住のおっさんが、自分がただワールドカップを楽しむために始めたブログです。もっと理解できるようになりたいので、サッカーの詳しい方、そうでない方もコメントよろしくお願いします。

ジャニーズを嫌いな人の二つの特徴

人気者にはその倍の数のアンチがいるといいますが、ジャニーズもそうかもしれませんね。

東京オリンピックの総監督に野村萬斎さんが決まった時、ネットのタイムラインには彼を祝福する声より、秋元康じゃなくてよかっただの、ジャニーズじゃなくてよかっただの、誹謗中傷の声の方が多かったです。

秋元康さんやジャニーズ、エグザイル系列が槍玉に挙がっていたのですが、ジャンルが少しづつ違う気もします。

中でもジャニーズは、最近嫌いな人が声を上げるようになってきた気がするので、その特徴を分析してみました。

二つあります。

なんでもそうなのですが、彼らの活躍によって利益を得ておらず、不利益を被っている人です。

この二つを同時に満たしている人が、ジャニーズを嫌いな気がします。

利益を得ていない程度では、嫌いにはなりません。

これだけでは関心が無い、という範囲に収まります。

不利益をこうむって初めて、嫌いになるようです。

ちなみに、一般の方を想定しています。

まず利益を得ていないというのは、具体的にはTV出演しているジャニーズのタレントさんを積極的には観ていないというのが、共通するようです。

ジャニーズのタレントさんはTVでは概ね、歌とダンス、TVドラマ向けの演技、バラエティ番組のトークあるいは司会業などをされていると思います。

バラエティ番組はそもそも、お笑い芸人さんが面白さを担保してくれているので、つまらなくなることはまずありません。

しかし、ジャニーズ番組は、女性アイドルよりのそれよりも、お笑い芸人さんの支配力が薄まるので、面白さもそれに比例してしまいます。

基本的に女性視聴者が観るものなので、面白さは必要ないのかもしれません。

女性というのは不思議な生き物で、その人自身は話の面白い人でも、これ以上ないほどつまらない芸人さんが好きだったりします。

小梅太夫さんとかゆってぃさんとか、ダイゴさんとかです。

分かると思いますが、ダイゴさんはメンタリストの方じゃありません。

最近は多くの人がお笑い偏差値が高くなっているので、難しくなってきているのかもしれません。

また、不利益を被っているというのはどういう人かというと、プロの俳優さんやミュージシャンの方やそのファンが、それに該当する気がします。

なんたら俳優賞も、日本ではどうやらお金で買えてしまうようなので、一般の方は誰が演技力があるのか、分からなくなっています。

大きな芸能事務所の思うつぼですね。

不況なので、確実にある程度ヒットしそうな中身のない作品が、氾濫しています。

プロの俳優さんやミュージシャンにもファンがいて、その人たちがアンチになるようです。

話は変わりますが、ベッカムもサッカー界ではアイドルです。

僕たちは、彼を愛しました。

というのも、彼が誰よりもサッカー少年だったからです。

決して足は速くないし、左足では蹴れないし、シュートセンスもありませんでした。

にもかかわらず、彼がレアル・マドリ―に所属できるまでに成長したのには、一ににも二にも努力家だったということに尽きます。

彼はイケメンでしたが、そんなことはどうでもよく、彼が努力家だったことが我々に勇気を与えてくれていたのです。

彼は才能には恵まれませんでした。

一般の方よりは優れていましたが、当時レアル・マドリーに所属していたジダンロナウドフィーゴといった怪物たちとは、身体能力一つとってもくらべものにはなりませんでした。

身の回りに格の違う天才たちがいる空間にいるのは、それだけでかなりの苦痛です。

身の回りに一生追いつけない天才たちがいて、それでも努力を止めない彼の姿は誰よりも格好よかったのです。

誰よりもフットボールを愛していたからこそ、できたことだと思います。

彼はボランチに転向して走り回って、質を量でカバーすることでチームに貢献しました。

慣れないポジションで、致命的なミスも何度もしていました。

まるでバレリーナのように美しく舞い踊るジダンにみんなが目を奪われるその隣で、間抜けに転びまわるベッカムには嘲笑と冷笑が浴びせられていました。

それでも何度でも立ち上がり全力を尽くす姿に、アイドルのあるべき姿を見た気がします。

ジャニーズのタレントさんも、私が知らないだけで体現してくれているのかもしれません。

ただ、一人一人の仕事分野は狭めた方が、アンチは少なくなるかもしれませんね。

ベッカムも選手生活の晩年は、配偶者のヴィクトリアさんのおかげで、ハリウッドにうつつを抜かし、自分がやりたいことに専念できなかったのが、惜しまれました。

最後に全く関係ありませんが、石原さとみさんが演技力があるとのたまう人は、演技力を見る目がありません。

世の中の女子は、石原さんを崇め奉り、決して批判してはならないという呪いにかかっています。

彼女に批判的なことをいえば、妬み・嫉み・僻みっぽい性格の可愛くない女だというレッテルを貼られるようです。

まるで踏み絵ですね。