プレミアリーグ第1節 ウォルバーハンプトン vs エヴァートン (8/12) 試合後感想
共にEL出場権を狙いにいくため大型補強を施した、ウルブズとエヴァートンの対戦になります。
ウルブズは、メンデス繋がりでポルトガル代表やポルトガルリーグ経由の選手を今年も獲りました。
ディフェンスにはものすごく不安がありますが、GKのルイ・パトリシオ、ボランチにジョアン・モウチーニョ、CFにはラウール・ヒメネスと背骨はしっかりしています。
EL出場とはいかないまでも、10以内を目指していきたいところです。
一方エヴァートンも、大型補強をしました。
最終ラインにバルセロナからジェレミー・ミナとリュカ・ディーニュ、アタッカーにリシャルリソンとベルナルジのテク二シャンコンビの加入です。
スタメンにはリシャルリソンを入れるのみで、いつもの顔ぶれでしたが、GKのピックフォードなどW杯で大きく成長した選手もいるので、昨年以上の順位を期待したいです。
前半16分にリシャルリソンのドリブルからFKのチャンスが生まれ、ターゲットになったリシャルリソンが決めてエヴァートンが先制しました。
191cmのボリーが競り合っていたのですが、チェックが甘かったですね。
こぼれ球を入れられてしまいました。
ディフェンス組織の再構築が必要です。
とはいえ、お互いのことをまだ良く知らないでしょうし、シーズン序盤なので、気にしないことですね。
前半40分、ジャギエルカがホニーに足を突き刺して、レッドカードをもらってしまいました。
自分のトラップミスからだったので、言い訳は難しそうです。
ゴール前26~7m辺りの反則だったのですが、これで得たFKをルベン・ネべスが直接沈めて追いつきました。
前半46分ごろの劇的なゴールです。
ウルブスの今後に期待できる一発でしたね。
後半に入って、リシャルリソンにもう一点取られてしまいました。
ウルブズは、個人的な守備戦術に問題がありそうです。
時間を掛けて解決すればいいのですが、補強しないと難しいのかもしれません。
後半35分に、エヴァートンが追い付きました。
またネべスのキックからリシャルリソンです。
二人とも本格的にブレイクしそうですね。
ウィリアム・カルバーニョもスペインデビューしますし、アドリエン・シウバ、ジョアン・モウチーニョに続いて、ポルトガルのボランチがトップリーグで飛躍するシーズンになるかもしれません。
ウルブズは一人多いのだから、この試合はモノにしてほしいですね。
今後は厳しいゲームが待っているはずだからです。
結果は引き分けでした。
両チームとも初戦だからというのを差し引いても、守備がガタガタです。
攻撃も個人技頼りなので、しょっぱいゲームでした。