サッカー素人haroの英国イングランド、プレミアリーグ観戦記

サッカー素人の地方在住のおっさんが、自分がただワールドカップを楽しむために始めたブログです。もっと理解できるようになりたいので、サッカーの詳しい方、そうでない方もコメントよろしくお願いします。

プレミアリーグ 第2節 カーディフ vs ニューカッスル(8/18) 試合後感想

ともに第1節は敗北してしまったので、初勝利が欲しい両チームの対戦になります。

カーディフは移籍期限ぎりぎりに、ボランチのアーターとカマラサの獲得に成功しました。

共にレンタルなのですが、プレミアリーグリーガエスパニョーラトップリーグの経験があるという、カーディフには珍しい選手です。

強豪やビッグクラブとの戦いを経験済みなので、気持ちで負けないということを伝えてほしいと思います。

一方、ニューカッスルも移籍期限ぎりぎりでフェデリコ・フェルナンデスを獲得しました。

スイス代表のファビアン・シェアの状態に問題があるのか、起用できていないので、急遽補強になりました。

彼自身はいいCBですが、正直言えば左SBとボランチが欲しかったです。

移籍市場が閉じてしまった以上、現有戦力のダメット、キ・ソンヨンは活躍しなければなりませんね。

また、この試合の最大の注目はマーフィー兄弟の共演です。

両チームに所属するこの双子は、ポジション的にはマッチアップする可能性もあります。

真剣勝負の場ではありますが、誰もがこの共演を期待しています。

試合が始まって、カーディフは普通の4バックに戻しましたね。

守備に関しては、消化しやすいので良いと思います。

また、GKのエザリッチはプレミアリーグ初のフィリピン人です。

初のASEAN出身の選手であります。

私も同じアジア人として、応援したいと思います。

前半10分に攻撃のCKがあったのですが、バンバとゾホレの高さは武器になりそうです。

前節はこのチームの点の取り方が分からなかったので、いい材料です。

またその直後にピンチを迎えましたが、エザリッチが防いでくれました。

スミシーズの補強はうれしいニュースですが、エザリッチもやってくれそうです。

話題のジョシュ・マーフィーですが、素晴らしいアタッカーです。

タイプ的には、スターリングに似ているかもしれません。

左サイドでプレーしているのですが、ドリブルにはスピードもテクニカルな感じもあります。

一方、ニューカッスルは、武藤が控えです。

現地でも評価が高いようで、この試合でもスタメンが期待されたのですが、彼も含めて新戦力はまだ誰もスタメンを飾っていません。

ロンドンとの2トップが待ち遠しいです。

そして最高戦力でのプレーが観たいですね。

前節も思ったのですが、シェルビーは全盛期の彼に比べ、運動量が落ちています。

相棒には、ディアメのようなフィジカルコンタクトに強くて技術のあるタイプではなく、カンテのような運動量が多くて行動半径の広いタイプが良いと思います。

パリのラス・ディアッラに声をかけてほしいですね。

前半32分、ケネディのカマラサへの余計なキックがありました。

完全にプレーが終わった後なので、カードが妥当だと思います。

プレミアリーグもVARを導入したほうがいいという場面が、目についてきましたね。

HTに、カーディフの右SBマンキージョが負傷交代しました。

マッチアップしているジョシュ・マーフィーとの接触が激しくなっていました。

どちらがカードをもらってもおかしくないくらいの激しさでしたが、結局どちらにもカードは出ませんでした。

後半10分、ゾホレにシュートチャンスがありました。

ロールズからのクロスにヘディングシュートでした。

新加入のリードもいい選手なのですが、裏に抜けるスピードタイプの彼よりも、ゾホレのようなハンマータイプの方が、残留争いをするカーディフにはあっているような気もします。

もちろん相手に合わせて選択できることはいいことなので、リードにも期待しているのですが、ゾホレをファーストオプションにして連携を深めた方が、勝てるチームを手っ取り早く作れそうな気がします。

後半19分、アジョセに代えて、ついに武藤の登場です。

後半20分、ジョシュ・マーフィーとマッチアップしていたヘイデンが退場です。

HTにマンキージョの代わりに出ていた彼ですが、一発レッドになってしまいました。

彼の守備に問題があるというよりも、マーフィーのプレーがそうさせたとみるべきです。

カーディフは新しいスターを手に入れましたね。

とはいえ、ここまで点は入らず、相手は10人です。

勝ち点を、出来れば3点持ち帰りたいですね。

後半24分、ニューカッスルはジェイコブ・マーフィーを投入です。

この試合いいアタックを繰り返しているカーディフのマーフィーを止めるため、双子の対決が実現しました。

しかし、後半32分ジョシュ・マーフィーが下がります。

大活躍でしたが、それでも勝てないとなると前途は多難です。

ニューカッスルもここまで後半に入ってシュートが一本もないのですが、武藤のポジションが、セカンド・トップから左のサイドハーフに移ってしまいました。

彼は中盤もこなせるのですが、ゴールから遠のいてしまったことは否めません。

しかし後半50分、彼の一瞬の突破からニューカッスルはPKを獲得しました。

蹴ったのはケネディでしたが、外してしまいました。

エザリッチの素晴らしいセーブです。

結果は0-0の引き分けでした。

ニューカッスルは、勝ち点2を失ってしまいました。

とはいえ、勝利は妥当ではなかったので、引きずる必要は無いと思います。

一方カーディフは勝ちを得られなかったのは痛いですが、攻守の要を手に入れました。

マーフィーとエザリッチです。

彼らを中心に、立て直して欲しいです。

また武藤はあまりボールタッチも多くは無かったのですが、PKになるプレーの前にも、素晴らしいポストプレーがありました。

彼の代わりにスタメンで使われているアジョセが、説得力のあるプレーをできているとはあまり思えません。

次は是非最初から出場してほしいですね。