サッカー素人haroの英国イングランド、プレミアリーグ観戦記

サッカー素人の地方在住のおっさんが、自分がただワールドカップを楽しむために始めたブログです。もっと理解できるようになりたいので、サッカーの詳しい方、そうでない方もコメントよろしくお願いします。

プレミアリーグ第3節 ニューカッスル vs チェルシー(8/27) 試合後感想

1分1敗のニューカッスルと、2連勝のチェルシーの一戦になります。

守備もできる武藤の先発が期待されましたが、控えからになりました。

そして先発は大きく入れ替わりました。

3バックになり、シェアとフェデリコ・フェルナンデスが初出場、初先発です。

またシェルビーもいなくて、代わりにキ・ソンヨンがディアメと組みます。

チェルシーからのローンなので、ケネディは出場できません。

前線ではロンドンが初スタメンで、リッチ―、マーフィーと3トップを形成します。

ホセル、アジョセはともに控えです。

二人ともまだ武藤より序列が高いと思うので、この試合に武藤が出場するのは厳しいかもしれません。

チェルシーは初スタメンが二人です。

アザールコバチッチです。

最終ラインはこの2戦と変わらず、アスピリクエタ、リュディガー、ダビド・ルイス、マルコス・アロンソの4バックです。

これが監督の考えるベストメンバーかもしれないですね。

守備が崩壊気味ですが、3連勝を目指したいところです。

試合が始まると、ニューカッスルがガチガチに守っています。

3-4-3ではなく、5-4-1のようです。

前半5分には、マーフィーにゴール前での良いシュートがあったので、耐えきればチャンスはあると思います。

前半10分にはキ・ソンヨンのタックルから、カウンターが発動しそうでした。

しかしその1分後、アスピリクエタからゴール前に絶妙なクロスが上がり、これをモラタがあとわずかのところまでいったのですが、触れませんでした。

チェルシーからすれば、ポゼッションが約8:2ですが、外でまわしているだけではダメで、ダイレクトの攻めも必要になっている守備の堅さです。

前半24分、ようやくアザールが枠は捉えませんでしたが、ミドルシュートを放ちました。

ここまでボールが互いの頭の上を行き来する展開で、決定機が少なくなっていました。

ニューカッスルの思惑通りだったのですが、カンテが予測能力を発揮してセカンドボールをことごとく拾ってしまうので、次第にチェルシーペースになってきたところでした。

前半26分にCKのロングカウンターからモラタがシュートしましたが、ディフェンスに阻まれました。

とはいえ、ニューカッスルの攻撃意識を抑制する意味でも、ニューカッスルのセットプレイの直後にカウンターを繰り出すことが大事だと思います。

前半33分、セットプレイからロンドンのヘディングがありました。

枠は捉えませんでしたが、これを繰り返すしかなさそうです。

前半34分、再びアスピリクエタからのクロスでしたが、モラタはやはり空中戦は苦手です。

シェアとの戦いでは勝機は無いかもしれません。

前半を終えて、チェルシーにのみチャンスがある訳ではなく、ニューカッスルにもセットプレイだけは可能性があります。

高さの無い武藤の出場は難しいかもしれません。

後半に入ると、前半と同じくチェルシーがキープしています。

後半13分には、アザール、ペドロ、コバチッチでチャンスを作っていました。

後半25分、リッチーがアザールの突破を止め、イエローカードをもらってしまいました。

後半27分には、ここまで完璧な守備を披露しているリュディガーのミドルシュートクロスバーを叩く場面もありました。

後半30分、マルコス・アロンソペナルティエリアへの強引なドリブル突破をシェアが無理に止めてしまい、PKを与えてしまいます。

後半31分、これをアザールが決め、チェルシーがようやく先制です。

マルコス・アロンソはドリブルがスキルフルなだけでなく、パワフルです。

彼自身サイズがある(188cm、87㎏)ので、相手も振り切られてしまうのです。

この時も、シェアは引っ張ってもアロンソのバランスを崩せなかったので、最終的には後ろからスライディングし、足を掛けるしかありませんでした。

後半33分、コバチッチに代えてバークリー、シェアに代えて武藤の登場です。

まさかここでの登場になるとは思いませんでしたが、ベニテス監督からは開幕戦同様流れを変える力があると、一定の信頼を置かれているのだと思います。

守備から入り、カウンターの起点になり、出来れば武藤自身が得点する。

チームが追い付けるよう、獅子奮迅の活躍に期待です。

後半38分、ニューカッスルがついに追いつきました。

GKからのロングキックをイェドリンがクロス、ホセルがヘディングシュートをしました。

リュディガーは最も危険なゴール前に侵入してきた武藤を見ていたので良いとして、ダビド・ルイスはホセルにフリーでヘディングされています。

マルコス・アロンソに至っては行方不明です。

彼は得点には貢献しましたが、相変わらず守備意識が低いです。

いつも失点に絡みますね。

アタッキングサードでクロスを上げた右サイドのイェドリンには、ジルーがついてました。

FWにSBがするような守備をさせて、自分は攻撃力があるDFなどとのたまうのは、笑止千万です。

両マドリ―から獲得の噂があるようですが、行くならレアルにした方が良いです。

アトレティコでは、フェリペ・ルイスの後釜を務めなければなりません。

スペインの2強ならば、ダニエウ・アウベスやマルセロのように、後々守備力を身に付けるという姿勢でも問題視されません。

とはいえ、英国は市場が閉まってしまったので、アロンソの後任を獲得できないので放出できません。

早くても冬になると思います。

後半41分、そのアロンソが流し込み、チェルシーが得点しました。

ついにチェルシーが勝ち越しです。

ウィリアンのFKからジルーがヘディングで反らしたものを、アロンソが右足で流しこみ、イェドリンがわずかに触ってオウンゴールをしてしまいました。

彼が触らなくてもバークリーが詰めていたので、ゴールしていたことに変わりはありません。

アロンソは評価が難しくなってきましたね。

この得点も記録上はオウンゴールです。

であるならば、収支はやはりマイナスでいいようにも思います。

結果2-1でチェルシーが勝利しました。

なんだかんだいっても、3連勝です。

モウリーニョやコンテが作り上げた、守備力の高いチェルシーの面影はありませんが、サッリ新監督がどんなチェルシーを作るのか、楽しみです。

一方ニューカッスルは、武藤が入って流れが変わることが再び確認されたのは、武藤にとってもスーパーサブを欲しているチームにとってもいいことです。

シェルビーとラセルズ、ケネディという主力3人を欠いたというエクスキューズもあるにせよ、あまりに守備的でチャンスも少なかったです。

次節はシティ戦です。

セットプレイでは得点の確率が上がると思うので、今節と同じような試合の入り方になるのか注目です。