サッカー素人haroの英国イングランド、プレミアリーグ観戦記

サッカー素人の地方在住のおっさんが、自分がただワールドカップを楽しむために始めたブログです。もっと理解できるようになりたいので、サッカーの詳しい方、そうでない方もコメントよろしくお願いします。

プレミアリーグ第11節 ニューカッスル vs ワトフォード(11/4) 試合後感想

19位のニューカッスルと、7位のワトフォードの対決です。

ニューカッスルはいまだ勝ち星が無く、クラブ史上最悪の記録です。

もしこの試合に負けるとホーム6連敗ということになり、これもワースト記録になるそうです。

前節のサウサンプトン戦の0-0と、前々節のブライトン戦の0-1が痛かったですね。

終わったことを気にしていてもしょうがないので、これからどうするかを見つけられればと思います。

攻撃も守備も流れの中では組織的には、仕上がっていると思います。

セットプレイでの得点が無いことと、失点が多いのが問題ですね。

後は一人一人のクオリティ、これは補強するしかないと思います。

夏に補強した選手たちも充分に試せていませんが、冬に即戦力が欲しいところです。

一方ワトフォードは、波がありましたね。

苦しい時期を越え、また勝てるようになりました。

こちらは新戦力が馴染んできて、上手くやれています。

この試合も、不安はありません。

スタメンが発表されました。

前節とほぼ同じですが、ようやく武藤が、ロンドンと組むことが出来ました。

この機会を待っていました。

後は結果を出すだけです。

ワトフォードも、前節とほぼ変わりません。

最終ラインに、マリアッパ、ホレバスが入りましたね。

カバセレ、マジーナが控えに備えます。

前線はすっかり、サクセスとデウロフェウになりました。

グレイとディーニーは共に、中盤の良さを引き出す術に長けているのですが、控えにグレイが入るにとどまり、ディーニーはベンチ外になってしまいました。

試合が始まってみると、両チームともサイドを使ってゲームを落ち着かせようとしているのですが、上手くいかずに混沌としてしますね。

個人の反応速度がものをいう展開になってしまっています。

前半11分の武藤のカウンターも、彼自身のハンドでなくなってしまいましたが、成立すれば決定機でした。

前半26分にも、ニューカッスルはCKを得たのですが、逆にカウンターを受けてしまいました。

ロンドンと武藤のコンビですが、練習でもまだあまり組めていないのでしょう。

良いコンビネーションが生まれていません。

ここまで、可能性のあるシュートが少ないです。

前半37分、キャプ―が武藤を後ろから倒してしまい、イエローです。

ペナルティアークまで2mぐらいだったのと、武藤を加えて4対3だったので、キャプ―も無理しなくてはなりませんでした。

これをシェルビーが直接蹴りましたが、枠を大きく上に逸れるシュートでした。

このFKなど、セットプレイがことごとく得点に繋がりません。

シェルビーは流れの中でも、すぐにロングパスを放るのではなくて、もうすこしドリブルやワンツーで運ぶなりしてくれないと、たちまち相手ボールになってしまいます。

全体のゲームメイクにも、問題がある気がします。

一方ワトフォードは、少しづつですが、デウロフェウの動きに回りも合わせることが出来つつあります。

デウロフェウはどこに行っても、自己中心的なマイペースなプレイしか見せませんでしたが、技術はとても高い選手です。

前節も勝手なプレイしか見せませんでしたが、今節は結果は出ていませんが、コンビネーションはみせています。

結果が出ないのは、分かりやすすぎるからです。

意外性のあることをやろうとすると孤立しがちなので、難しいところですが、何とか落としどころを見つけてほしいです。

これは本来彼だけの問題ではなくて、監督の手腕の見せ所でもあるはずです。

本人の心がけだけに押し付けて、見捨てるのではなく、きちんと戦力にしてほしいですね。

前半45分、武藤に代えて、アジョセ・ぺレスの投入です。

この時間に交代させるのはほとんどないことです。

何が起こったのでしょうか。

軽傷の怪我であってほしいです。

用意してきた攻撃の形を作れなかったので、監督を逆鱗に触れたというのが最悪な気がします。

HT明けのチームの公式の情報によると、武藤は怪我のようです。

広報が対外的に伝えていることと、事実は必ずしも同じではないので、気になるところではありますが、変わったアジョセ・ぺレスも結果を出さなければ立場が危ういので、頑張ってもらいたいです。

HT後、ラッセルズに代えて、シェアの投入です。

こちらも怪我でしょうか。

守備の要のラッセルズが抜けるのは、厳しいです。

後半4分、ぺレイラのエリア内からのシュートがクロスバーに当たりましたね。

サクセスがイェドリンに競り合ったことが、チャンスに繋がりました。

後半5分、シェルビーに代えて、キ・ソンヨンの投入です。

3人ともけがのようです。

しかしここで選手交代を使いきってしまうとは、想定外でしょう。

好材料なのは、3人とも歩けてはいたということです。

何か月も離脱するような怪我では、ないでしょう。

一方ワトフォードは攻撃陣が特に、そして最終ラインも噛み合いません。

前線はやはり、グレイとディーニーにするべきなのでしょう。

こちらも、苦しい台所事情です。

アウェイではありますが、このまま引き分けならOKです。

後半15分も過ぎて、ニューカッスルにもチャンスが生まれ始めています。

特に、キ・ソンヨンがいいです。

中盤でためを作ってくれるので、攻撃陣が前線に上がれる時間が作れます。

クロスを上げようという段になって、中がへディングシュートの準備が出来ている状態なので、得点の可能性が生まれているのです。

これからは、キ・ソンヨンをスタメンに起用してほしいですね。

後半19分、ペナルティエリア内に侵入しようとしてきたキ・ソンヨンを倒してしまい、ヒューズにイエローです。

後半20分、これで得たFKから、アジョセ・ぺレスがニアで合わせて、ニューカッスルが得点です。

ついに先制しました。

キッカーは、キ・ソンヨンでしたね。

これで勝利出来たら、間違いなくこの試合のMVPです。

アジョセ・ぺレスも、素晴らしいヘディングシュートでした。

今シーズンは、セットプレイからの得点がありませんでしたが、これが初得点ということにもなります。

このあとも、ロンドンにヘディングシュートが生まれるなど、流れはニューカッスルにほんの少しですが、傾いたままです。

後半23分、デウロフェウに代えて、グレイの投入です。

ワトフォードが上手くいかない理由の一つに、キャプ―とドゥクレが無理して持ち上がろうとして、ショートカウンターをもらってしまっていることが挙げられます。

ダブルボランチが、共に機動力に溢れるタイプではないので、前線のサポートが必要です。

後半31分、ヒューズに代えて、オカカの投入です。

後半39分、サクセスに代えて、チャロバーの投入です。

チャロバーは、今シーズンリーグ戦初出場です。

4-2-1-3から、4-2-2-2に戻りましたね。

後半46分、異議を申し立てたか、ホレバスにイエローが出ました。

後半48分、グレイがポストプレイをする流れで、左肘でシェアにエルボーを見舞って、イエローです。

結果、1-0でニューカッスルが勝利です。

ようやく初勝利です。

長かったですね。

武藤としては複雑ですが、アジョセ・ぺレスのシュートは素晴らしかったです。

ワトフォードは、ベストメンバーが揃えば勝てるようになると思います。

とはいえ、新しいメンバーの連係構築はチーム力向上に必要不可欠です。

アウェイでもあったので、今日のことは忘れて、また成長すればいいと思います。