サッカー素人haroの英国イングランド、プレミアリーグ観戦記

サッカー素人の地方在住のおっさんが、自分がただワールドカップを楽しむために始めたブログです。もっと理解できるようになりたいので、サッカーの詳しい方、そうでない方もコメントよろしくお願いします。

プレミアリーグ第12節 ハダースフィールド vs ウェストハム(11/11) 試合後感想

18位のハダースフィールドと、13位のウェストハムの一戦です。

ハダースフィールドはここまで苦しい戦いが続きましたが、前節は遂にリーグ戦初勝利と、沸き立っています。

ホームですし、今節の相手もビッグ6ではありません。

やってやれないはずはないだろう、と思っているはずです。

出来ることなら、今度こそストライカーのゴールで勝利したいですね。

一方ウェストハムは、調子に波がありますね。

アウェイではあるものの、ブライトンに0-1、レスターに1-1になるなど、上位を目指すうえで負けてはいけない相手に不覚を取っています。

今節も、アウェイではあるものの、負けてはいけない相手です。

共に、結果が求められる戦いです。

スタメンが発表されました。

ハダースフィールドは、もはや5バックでいいと思います。

シーズンの初期からずっと、私だけでなく、多くの人がなぜ4バックにしないんだと言ってきました。

しかしシーズン最初の頃はずっと5バックでしたが、途中何試合かは4バックに代えて、散々な結果になってしまいましたね。

ワグナーさんの見立ては、間違ってなかったのでしょう。

可能性は完全に排除するべきではありませんが、しばらくは結果を出せる形で行くべきです。

スタメンも、前節と全く同じでした。

ウェストハムも、前節と全く同じスタメンです。

こちらは特に、いうことがありませんね。

前半1分、ムニエのヘディングシュートではじまりました。

CKからでしたが、バルビュエナのディフェンスと、ファビアンスキのブロックをもってしても、クロスバーにあてるのが精一杯でした。

ハダースフィールドは、幸先のいいスタートを切れました。

前半3分、今度はウェストハムのカウンターです。

コンゴロの裏を取ったアルナウトビッチが、単独でロングカウンターに成功し、ミドルシュートを放ちましたが、レスルの好セーブに遭いました。

アルナウトビッチに、素晴らしいスルーパスを出したのは、ディアンガナでした。

前半5分、プリチャードのミドルシュートで得点、ハダースフィールドが先制です。

ライスの股を抜くシュートだったこと、ゴール左隅の厳しいコースだったこともありますが、ファビアンスキは予想するべきでした。

無茶ぶりではありますが、見えなかった、反応できなかったというのは、言い訳にはならないのです。

プレミアのGKは、ことごとく神がかったセーブを繰り出すので、無茶苦茶ではありますが、ボールは見えなくてもセーブしなくてはならないのです。

全ては予測です。

前半14分、ビリングのアタッキングサードでの左からのクロスがそのまま、またもクロスバーを叩きました。

ここまでハダースフィールドが押せているのは、ウェストハムが悪いのではなく、ハダースフィールドがエネルギッシュな為です。

寄せも早く、俊敏で、選手間のポジショニングも試合を重ねるたび良くなっていますね。

前半16分、スノッドグラスに、イエローです。

カウンターの起点になりそうだったムニエに、横からスライディングタックルです。

しかし傷めたのは、むしろスノッドグラスの方でしたね。

前半26分、ムニエが、フリーでシュートを撃てました。

ディオプの裏をとれたためですが、ファビアンスキに止められました。

ここまで、ハダースフィールドのハイプレスがよく効いています。

ここも、ディオプの縦パスをプリチャードにカットされたことから、始まったものでした。

両WBに幅をとってもらいながら、3トップでウェストハムの4バックにプレッシャーをかける方法が、ここまでかなり効果を見せています。

フェリペ・アンデルソンが、マッチアップするハデルジョナイの寄せ方を理解して、攻略し始めているのが、ウェストハムの光明です。

前半35分、上がってくるクレスウェルに深めにスライディングタックルを見舞い、ザンカにイエローです。

前半39分、レーベがカウンターの起点となったのですが、バルビュエナに倒され、負傷しました。

多少足が掛かった程度にしか見えませんでしたが、起き上がれないようですね。

前半44分、そのレーベに代えて、ドゥルムの投入です。

前半は、ハダースフィールドの3トップと両WBがプレッシャーをかけ続け、ウェストハムを自陣に押し込み、終始優勢に進めていましたが、3バックの脇のスペースをフェリペ・アンデルソンに付かれ、カウンターも受けていました。

後半右サイドからの攻めも生まれれば、ウェストハムの攻撃の時間も増えると思います。

HT終了後、ディアンガナに代えて、チチャリートの投入です。

チチャリートはセンターが得意なので、アントニオの登場を期待していたのですが、4-4-2にするのかもしれませんね。

あるいは、フェリペ・アンデルソンを右WG、アルナウトビッチを左WGにスライドするのかもしれません。

後半も、ハダースフィールドペースが続きます。

しかし早速後半2分、チチャリートが決定機を迎えます。

ゴール前でGKともつれあいながら、ヘディングで押し込もうとしたのですが、ループシュートは、ネットの上にのってしまいました。

チチャリートにパスしたのはオビアングではなく、彼を避けようとしたムーイでしたね。

ウェストハムは、素直な4-4-2でした。

後半9分、ムニエのポストプレイから、プリチャードが最終ラインを抜け出して、単独でシュートに結びつけましたね。

これは枠の外でしたが、GKのロングキックを、ムニエがジャンプしながら最終ラインにフリックしたので、2本のパスでフィニッシュまでもっていくことに成功していました。

ムニエのポストプレイが中盤に戻りながらだったとはいえ、正確なタッチダウンパスを放れるとは、レスルもいいGKです。

プレミアには、何人タッチダウンパスが出来るGKがいるのか、恐ろしいですね。

後半16分、右SHにスライドしたスノッドグラスがドリブル突破でCKを獲得するなど、ハダースフィールドのプレスの強度が明らかに落ちています。

純粋な上手さではウェストハムに分があるので、分からなくなってきました。

後半19分、オビアングに代えて、アントニオの投入です。

スノッドグラスがボランチに入っての、4-2-4です。

攻撃時は2-4-4、またはライスがリベロに下がって3-3-4になる、捨て身の布陣できました。

チチャリートが下がってボールを受けに来たり、サバレタが偽インテリオールの動きをすることによって、誤魔化しています。

後半26分、プリチャードに代えて、ムベンザの投入です。

後半27分、サバレタに代えて、フレデリクスの投入です。

後半28分、フェリペ・アンデルソンのゴールで、ウェストハムが得点、追いつきました。

ゴール前でもつれあってのゴールなので、一見CKからのように錯覚しがちですが、流れの中からの得点でしたね。

フェリペ・アンデルソンがハデルジョナイをかわして、サイドを攻略したところが起点になりました。

スノッドグラスが2列目から猛然と上がってきたので、彼にスルーパスを出し、スノッドグラスはショートクロス、アルナウトビッチ、チチャリート、アントニオと再三シュートを撃ちながらも全部ブロックされたのですが、最後にフェリペ・アンデルソンの下へ、ボールが転がってきました。

最後のシュート時に、ハダースフィールドの選手はエリア内に確認できるだけでGK含めて10人いました。

フェリペ・アンデルソンに最後にプレッシャーをかけたのは、ムベンザだったので全員いたかもしれません。

棒立ちになっていた選手もいましたが、あれだけハイプレスをかけた後では、足が止まるのも無理はありません。

後半32分、フレデリクスが右サイドを抉り、CKを獲得しました。

すぐに立ち直らないと、危険です。

このCKは、ディオプの強烈なヘディングを、GKではなく、ポストに寄り添って立っていたムーイがヘディングで返しました。

立っているところにボールが来ただけでしょうが、よくやりました。

後半35分、ドゥルムがミドルシュートです。

ここも、レスルからのタッチダウンパスが、決定機を生みました。

レスルからのパスをムニエがポストプレイ、ジャンプしながら後ろにフリックするのですが、それを受けたドゥルムが、左サイドから中にカットイン、シュートに繋げました。

後半9分のものと同じです。

何度も練習してきた、必殺のパターンなのでしょう。

最後のシュートが枠を捕らえなかったことだけが、残念です。

逆にウェストハムからすれば、フレデリクスはドゥルムに置いていかれてはいけません。

このパターンを見たうえでの、投入でもありました。

後半39分、ファビアンスキは、気の抜けたプレーを見せてしまいましたね。

クレスウェルからのパスをすぐ彼に返そうとしただけなのですが、ずれてムーイの下にいってしまいました。

結局は奪い返せましたが、最近は見せなくなった、アーセナル時代のようなミスでした。

後半43分、ムニエに代えて、デ・ポワトルの投入です。

結果1-1の、引き分けでした。

両チームとも、よく戦いました。

勝てなかったのは残念ですが、死闘でした。

この後休みに入るので、体力を燃やし尽くせる動機もありましたね。

ハダースフィールドは、必殺のパターンを披露してくれました。

精度が上がるであろう、シーズンの終盤では、上位からでも十分に得点は可能です。

体力と個人の守備力を向上させれば、残留間違いなしです。

ウェストハムは、アウェイで引き分けなので悪くは無いのですが、実力差を考えれば、勝てなかったのは痛いです。

相手の対策が出来ていなかったですね。

まだ、自分たちのチーム作りに忙しいのでしょう。

伸び代が残っているということでもあるので、シーズン終盤に向けて、期待しましょう。

プレミアリーグ第12節 サウサンプトン vs ワトフォード(11/11) 試合後感想

16位のサウサンプトンと、8位のワトフォードの対戦です。

サウサンプトンは、前節シティに1-6で大敗しましたが、そこまで悲壮感はありませんでした。

というのも、その前までリーグ戦5試合に渡って無得点が続いていたからです。

今度は流れの中から、得点したいものです。

一方ワトフォードは、前節はニューカッスルに負けるなど、調子を崩しています。

デウロフェウが好き勝手やっているのが、気になってしょうがありません。

1秒でも早くチームプレイに目覚め、囮の動きや守備に奔走してもらいたいです。

また、下位との対決になるので、ここでいい結果で得られないようなら、元の形に戻すべきでしょう。

2トップも守備に参加する形が、ベストだと思います。

ただ、最終ラインに新戦力も加わり、地力は上がってきているはずなので、もうすこし様子は見てもいいと思います。

スタメンが発表されました。

いよいよ吉田がスタメンです。

フートとセンターで組みます。

中盤には、スタメン2回目のアームストロングが入りました。

前線では、ガッビアディーニがスタメン入りです。

レドモンドが右に回り、本来CFのイングスが左と、変則的です。

機能するのでしょうか、全く分かりません。

また、ベンチに入ったオバフェミは、オバフェミ・マーティンスではなく、マイケル・オバフェミだそうです。

ベテランの快速FWが加入してくれたのではなく、アイルランドの若手FWでした。

先週勘違いしていました。

申し訳ありませんでした。

ちなみに、インテルで活躍したオバフェミ・マーティンスを知っている方に説明すると、マイケル・オバフェミと彼は、プレイスタイルも見た目も全く同じだと思ってくれて構いません。

先週久しぶりに見たと思って、15分以上観ていて、全く気が付かなかったくらいなのですから。

ワトフォードは、なんとキャプ―がいません。

中盤の”ファンタスティック・フォー”の一角がいませんが、代わりにチャロバーが帰ってきました。

メンバー変更はそれだけですが、現地の予想では、ロベルト・ぺレイラを上げた、4-3-3のようです。

どうなるか、注目ですね。

あといまさらですが、主審のサイモン・クーパーさんがぽっちゃりしているのが気になる方もいるかと思います。

審判があんな体型で大丈夫?と。

審判にもいろんなタイプがいて、この方は確かに運動量は多くありません。

センターラインから20m付近にいることが多く、かなり遠くで見守るタイプです。

どちらが良いということは無いのですが、近くに来るタイプの人は、詳細を確認できるものの、視野は狭くなります。

遠くから見るタイプは、全体を見ることが出来るものの、角度次第では、詳細が全くわからないことがあります。

明らかな見落としは減るものの、PKの誤審をしやすいタイプとも言えます。

VARとの相性がいいので、来年導入されたら、審判の平均年齢も上がるかもしれませんね。

ワトフォードは、4-4-2のようですね。

そして前半3分、デウロフェウに決定機がありました。

バートランドがトラップをミスしたので、奪ってGKとの1対1に持ち込めました。

マッカーシーのビッグセーブで、何事もありませんでしたが、サウサンプトンはいきなりピンチでしたね。

デウロフェウが周りを使うような人間ではなかったのも、功を奏しました。

前半8分、サクセスがゴール正面から撃てましたね。

フートに防がれましたが、早速吉田が大忙しです。

左に迫るサクセスも見ながら、右からフリーランでやってくるロベルト・ぺレイラも見なければならないからです。

セドリックには、ぺレイラを最後まで追ってもらいたいものです。

前半14分、サウサンプトン最初のシュートは、ガッビアディーニでした。

エリア内で、逆サイドの上隅を狙ったループ気味のシュートでした。

前線と中盤は循環するなど、攻撃は流動的にやっていくようです。

前半18分、CKからフートの、威力のあるヘディングシュートがありました。

GK正面に飛んでしまいましたが、少しでも角度があれば入っていたでしょう。

マッチアップしていたマリアッパは、目算を誤っていましたね。

競り合わずに飛ぶ場合、必ずボールに届かなくてはなりません。

空振ってしまうと、フリーで撃たれる可能性が高いからです。

前半18分、ガッビアディーニの得点で、サウサンプトンが先制です。

CKからだったのですが、守備に入ったぺレイラからイングスが強引に奪い、拾ったガッビアディーニが、倒れこみながらのシュートでした。

前半25分、フートのルーレットがありましたね。

自陣でやるものではありません。

自身の技術に溺れている、といわれても仕方のない行為ですね。

コーチによっては激怒するんじゃないでしょうか。

それでも、サウサンプトンはここまでよくやれています。

前節に続き、ワトフォードの運動量が極端に少ないのが、その理由です。

そのワトフォードは、心配になりますね。

キャプ―だけでなく、運動量の少ない他の中盤の選手も休ませてあげたいです。

前半31分、吉田がデウロフェウを抑え込みました。

シュートは撃たれましたが、可能性のあるコースは無かったので、問題は無かったと思います。

前半33分、吉田のヘディングシュートです。

CKの後で後方に戻りかけたのですが、奪い返せたので、前線に戻ってのシュートでした。

枠には飛びませんでしたが、抑えの利いたシュートでした。

前半34分、ぺレイラのシュートです。

吉田とフートがバタバタしたので、決断が早くなっていました。

前半36分、バートランドが右後方からドゥクレを突き飛ばし、イエローです。

カウンターの機会阻止なので、チームファウルというものでしょう。

前半38分、やや雑ながら、ホイビェアのミドルシュートがありました。

枠を捕らえず、不格好ではありましたが、フィニッシュできて良かったです。

これまで、ボールの行き来が激しく、両チームともカウンターを喰らいがちだったからです。

前半39分、ヒューズに代えてディーニー、イングスに代えてオースティンの投入です。

珍しい、この時間の交代です。

ワトフォードは、噛み合わせるための交代です。

3トップに近い状態になりましたし、ロングボールにも強くなりました。

サウサンプトンの方は、形は変わりません。

オースティンは、センターに入りました。

後半9分、チャロバーがレドモンドのユニフォームを引っ張ってしまい、イエローです。

流れの中から本来の左サイドにレドモンドは来ていたのですが、まだチャンスにつながっていなかったので、全く必要なかったです。

チャロバーは、全く機能していません。

周りが、彼を巻き込もうとしないからです。

しかし、後半12分、ようやく見せ場がやってきます。

エリア内での、チャロバーとディーニーによるワンツーで、ゴール前まで侵入できました。

チャロバーは最後、バートランドにスライディングタックルされたのですが、PKにはなりませんでした。

PKが妥当な気がします。

主審のクーパーさんは真後ろ、サウサンプトンの壁の向こうにいたので、見えづらかったかもしれません。

チャロバーとバートランドが交錯するに至ったのは、ワンツーが決まったからなのですが、ディーニーのリターンを吉田がカットしようとして、空振っていました。

ゴールが決まっていれば、あるいはPKになっていれば、吉田の責任問題になっていました。

後半16分、セットプレイから、吉田のシュートがありました。

チャロバーの背中に当たってしまいましたが、ここまで吉田は足でのシュートが多いです。

高さがあるので、ヘディングをもっと繰り出して欲しいところです。

後半20分、セドリックがぺレイラの足の甲を踏むようにスライディングタックルしてしまい、イエローです。

後半20分、オースティンのゴールで、サウサンプトンに追加点、2-0になりました。

いや、取り消されたようです。

オフサイドでした。

レドモンドの右からのカットインでをかわしてクロス、エリア内に侵入してきたオースティンがダイレクトで合わせました。

そのシュートコース付近に、吉田が立っていました。

セットプレイ後で前線に残っていた吉田が、クロスに合わせて駆け上がり、オフサイドのポジションにいたことはいました。

彼が関与したとみなされたようですが、これも疑問ですね。

吉田は体を反らしていて、関与しない意思をはっきり示していました。

後半23分、ぺレイラに代えて、グレイです。

ぺレイラも、あまり存在感を示すことが出来ませんでした。

疲れ切っているのでしょう。

後半27分、アームストロングに代えて、ウォードプラウズの投入です。

後半29分、セットプレイから、ようやく吉田のヘディングシュートがありました。

マークについていたホレバスを吹き飛ばしながらでしたが、何とか枠に飛ばして欲しかったです。

後半33分、レドモンドが、彼の突破を正面から体をぶつけて止めにいったキコと、激しい言い争いになりました。

ずっとマッチアップしていた彼らですが、お互いにイライラしていたようです。

なぜかデウロフェウが参戦して、レドモンドに軽く首投げをしようとしました。

レドモンドはかわしましたが、突然格闘技を繰り出してきたので、ちょっとした騒ぎになりかけていましたね。

結局デウロフェウに対してのみ、イエローが出ました。

後半35分、ホレバスのゴールで、ワトフォードが得点、追いつきました。

エリア内にギリギリ入ったところからのミドルシュートでしたが、セドリックにあたり、コースが変わってのゴールでした。

ウォードプラウズのクリアが、デウロフェウにあたって跳ね返り、ホレバスのところにいってしまったのが、サウサンプトンからすれば、不運でした。

ここまで、ガッビアディーニが自陣まで戻って守備に奔走してくれていたのですが、逃げ切れませんでしたね。

後半42分、ホイビェアがサクセスを後ろから掴んで倒してしまい、イエローです。

後半44分、レドモンドに代えて、オバフェミの投入です。

結果1-1の、引き分けでした。

サウサンプトンからすれば、痛恨の引き分けです。

吉田の出来も、ヘディングを決める機会はあるのに決めれず、2点目を取り消されてしまう原因にもなり、と歯がゆいものでした。

今後もスタメンでいられる、と確信を抱けるものではなかったのが、辛いところです。

ワトフォードは、幸運でした。

チャンスも少なく、追いつけそうにはなかったからです。

アウェイで勝ち点1は、上々の結果と見るべきでしょう。

プレミアリーグ第12節 レスター vs バーンリー(11/11) 試合後感想

10位のレスターと、15位のバーンリーの一戦です。

勝ったり負けたりと不安定なレスターと、絶賛大不調なバーンリーと状態こそ違えど、アイデンティティの崩壊の危機にあるという意味においては、似たもの同士の2チームです。

レスターは、このままポゼッションスタイルを貫くのでしょうか。

カウンタースタイルの脱却を目指すのは、もう少し強くなってからでもいいと思います。

せめて、プレッシングスタイルを採用してほしいです。

というか、駒を考えればその方がずっといいはずです。

リヴァプールのように、ヨーロッパチャンピオンを狙うチームでも、プレッシング&カウンタースタイルです。

レスターも全く同じでいいのではないでしょうか。

じゃないと、岡崎も出番がありません。

一方バーンリーは、前時代的なラグビーフットボールです。

パワーだけなら、どこにも負けません。

しかし、プレミアのチームはどこも裕福になってきて、技術水準が上がってしまいました。

それに伴い、ポゼッションスタイルが増えてきたのです。

バーンリーは、このポゼッションスタイルというものが凄く苦手です。

シティに0-5、チェルシーに0-4、ウェストハムに2-4と、リーグ戦直近三試合で、3連敗13失点です。

最後の最後は得失点差がものをいうかもしれないので、現状何かを変えなくてはいけません。

昨年は結果を出せた(7位)ために、このスタイルに合った選手しかいません。

冬の市場で、動かなくてはならないかもしれません。

スタメンが発表されました。

レスターは、最終ラインは右からリカルド・ぺレイラ、モーガンエヴァンス、チルウェルです。

シンプソン、フクスは控えに入りました。

2列目は、右からオルブライトン、グレイ、ゲザルです。

岡崎は、ベンチ入りできました。

イヘアナチョと共に、出番を窺います。

バーンリーはターコフスキがいません。

代わりにロングが、ミーと組みます。

2トップは、ウッドとヴォ―クスになりました。

開幕から、レスターが押す展開です。

前半5分時点で、オルブライトンが2本のクロスを放ちますが、バーンリーに高さは通じません。

グラウンダーで勝負すべきですね。

前半7分、今度はンディディが、エリア外からミドルシュートです。

前節の余韻を引きずって、すっかりシューターです。

前半14分、右からのクロスのこぼれ球にヴァーディ―が詰めましたが、ロートンに防がれました。

ロートンはここまで守備に獅子奮迅の活躍です。

前半20分、再びオルブライトンからのクロスで、ゲザルがヘディングシュートを放ちました。

比較的正面ではあったものの、クロスバーに当たりましたね、惜しかったです。

バーンリーの腰が引けているために、レスターは自由に攻撃できています。

あまりにも受け身すぎます。

バーンリーは、もう少し抵抗したほうがいいですね。

前半24分にも、ゲザルが立て続けに2本のクロスを放り込めました。

ミーのクリアで事なきを得ましたが、撃たれすぎです。

前半26分にも、カウンターからグレイがハートと1対1になりました。

バーンリーはチームとして、ボールの奪い所がはっきりしていませんね。

もっと高い位置で奪うようにし、だめならさっさとリトリートしたほうがいいと思います。

前半37分、レノンのドリブル突破を背中で止めてしまい、チルウェルにファウル、ゴール前正面35mくらいの位置でFKを獲得です。

ここまでレノンはチルウェルに抑え込まれていましたが、初めて出し抜きました。

グドムンドソンのFKは、シュマイケルのビッグセーブに遭いましたが、前半唯一といってもいいチャンスでしたね。

バーンリーは、ターコフスキがいないこともあって、セットプレイの守備も不安定です。

ロングも悪くは無いのですが、連携がありません。

後半3分、オルブライトンミドルシュートではじまりました。

これはハートに防がれましたが、キャッチミスしたところを詰めたオルブライトンより一足速く、ロングがかき出しました。

決定的だっただけに、防いだのは殊勲です。

後半5分、ウッドにスライディングタックルしたモーガンにイエローです。

しかし足を踏まれたのはモーガンの方だっただけに、観客のブーイングも納得です。

しかも倒れるついでに、ウッドはモーガンの首に腕を引っかけています。

後半9分、ドフールに代えて、ヘンドリックの投入です。

後半11分、ボールが激しく行き来する展開になり、レノンが裏に抜けだしましたが、モーガンにクリアされました。

後半15分、オルブライトンに代えて、イヘアナチョの投入です。

レスターには、中々決定的な場面が訪れません。

ラストパスの精度に、問題ありです。

後半17分、ゲザルのCKから、エヴァンスのヘディングです。

これは枠を捉えませんでしたが、ようやく猛攻を仕掛けられています。

後半19分、グドムンドソンに代えて、ブレイディの投入です。

後半27分、ウッドがゴール正面でシュートしましたが、打ち上げてしまいましたね。

コーク、ブレイディ、コーク、ブレイディとつなぎ、最後フリーで撃てただけに残念でした。

リカルド・ぺレイラとンディディは、振り回されてしまいました。

後半28分、ウッドに代えて、バーンズの投入です。

後半30分、イヘアナチョがバーンズを後ろから倒してしまい、イエローです。

ゴール前まで運ばれてしまったことも大きいですが、ンディディとのパス交換でミスを連発していたことも、致命的です。

まだボールが足元についていないようですが、そんなことをいってられる状況ではないので、すぐに修正してもらわないと困ります。

出来ないことをやれといっているのではなく、実力を発揮すれば充分です。

後半38分、グレイに代えて、岡崎の投入です。

ようやく登場です。

こういう試合で、点取って欲しい!

全体的に運動量が落ち、攻撃はハイクロスばかりになっているのが気になります。

これでは、ヴァーディ―も岡崎も厳しいです。

イヘアナチョも右サイドに張っているので、高さも期待できないです。

後半44分、エヴァンスに代えて、ソユンジュの投入です。

ここにきて、守備の交代は痛いです。

ベンチにもう攻撃の駒もなかったのでしょうが、高さを加えるならイボーラを入れたかった。

運動量が、目に見えて減ってきているからです。

後半47分、岡崎のヘディングシュートは、枠の外に飛びました。

チルウェルのクロスが悪くなかったこと、先に動き出せたこともあって、是非決めたかったですね。

唯一のチャンスでしたが、これを決めるしかありませんでした。

結果、0-0の引き分けです。

レスターは、ホームだけに苦しいです。

後半は完全に、攻め疲れを冒してしまっていました。

全体通して、2列目のミドルが欲しかったですね。

チェルシーには、ドリンクウォーターを返して欲しいです。

一方、バーンリーはよくやりました。

アウェイで引き分け、しかもターコフスキの負傷中という緊急事態でした。

ギブソンもまだ使えないだけに、何とか乗り切れたのは大きいです。

この出来なら、冬の補強なしでも残留できるかもしれませんね。

プレミアリーグ第12節 カーディフ vs ブライトン(11/10) 試合後感想

19位のカーディフと、12位のブライトンの対戦です。

カーディフは、リヴァプール戦から始めた、ペイターソンをトップとしたシステムに手ごたえを得たのですが、前節も惜敗するなど、結果に恵まれません。

内容は良いと思います。

そして、この形が最も守備力がある気がするので、貫いてもらいたいです。

一方ブライトンは、前々節までは1-0での3連勝を飾るなど、調子は上向いていました。

良く分析してみないとわからないのですが、前節はエヴァートンに1-3で負け、内容も散々でした。

調子が良い時のスタメンに戻すのか、注目です。

スタメンが発表されました。

カーディフは、随分変更がありました。

ペイターソンをトップにしていることは変わりないのですが、左SBにカニンガム、トリプルボランチの一角にロールズ、右のウイングにハリスを使ってきました。

ロールズは久しぶりですね。

守備力のあるプレーヤーなので、期待できます。

ハリスは、まだまだ未知の存在です。

リードやホイレットを押しのけてまで使われるに値する存在なのか、否が応でも試され続けます。

ブライトンは、少しだけ変わりました。

右SBには、モントーヤです。

御年37歳にしてプレミア最年長のブルーノとの激しいポジション争いを、今節は制しました。

完全に奪えるかは、この試合にかかっていると思います。

右SHは、クノッカートですね。

こちらも久しぶりです。

前節後半ロスタイムに負傷したジャハンバクシュは、ベンチにも入りませんでした。

大丈夫でしょうか、心配です。

試合が始まってみると、やはりカーディフは、ハイプレスを仕掛け始めました。

グンナールソンのロングスローも含め、得点はセットプレイに依存するのでしょうが、

前半5分、ダンクがヘディングシュートを決め、ブライトンが先制です。

ゴール前左寄り40m付近のFKでしたが、マーチの左足が正確だったこと、最もファーにいたダンクについていたバンバも競り合いましたが、目算を誤ってしまいました。

失点の発端は、カーディフのシステムの穴です。

カーディフは4-3-3に変更してきて、まだこのシステムに慣れていません。

構造的な欠陥である、アンカーの両脇、今回でいえばグンナールソンからみての右側、マンガの前方のスペースを突かれました。

ハリスの後方のスペースともいえます。

彼は前方に仕掛ける守備、すなわちハイプレスに全神経を注力しているのが見て取れるので、ブライトンの現場の裁量が働いたともいえる、好プレーでしたね。

前半15分にも、押し込んでマーチにエリア内でシュートするなど、ハイプレスを無効化しようと、ブライトンは攻め立てます。

ブライトンはこの時、グンナールソンに右SBのスペースを埋めさせることに成功したので、上がってくるマーチは、2列目からフリーでシュートできました。

ハイプレスに効くのはハイプレスである、という典型です。

体力と気力の尽きるまで戦う、激しい肉弾戦になってきました。

これぞ、プレミアリーグですね。

前半26分、ボングの巧みなドリブル突破から、マレーがこの試合初シュートです。

GKの正面に飛んでしまいましたが、20本打って2点しか決めないモラタと違い、2本あれば1点決めてくるマレーが凄みが違います。

前半27分、ペイターソンのシュートで、カーディフが得点、追いつきました。

カマラサのスルーパスに抜けたハリスのショートクロスを、ボングはなんとか体にあてたのですが、運悪くペイターソンの頭に飛んでしまいました。

ペイターソンは、頭を振りぬくだけでしたね。

ハリスが巧みなドリブル突破で、ボングを手玉に取ったのが勝因です。

ほとんど彼の得点でした。

前半33分、スティーブンスが1発レッドで、退場です。

カニンガムにスライディングタックルをしたのですが、足も上がっていたし、外側からなめるようにでしたが、足首を削っていました。

カマラサにボールをとられ、自分で責任を取りに行った結果です。

前半34分、追加で抗議に行ったペイターソンにも、イエローが出ました。

1発レッド以上のペナルティは無いのだから、余計な真似をしました。

前半38分、マーチに代えて、ビスマの投入です。

4-4-1になりました、仕方ないですね。

これを機に、カーディフが相手陣内で押し込む展開になりましたが、前半43分には美ライトンのカウンターが発動しました。

潰されてしまいましたが、イズキエルドが頼みの綱のようです。

彼が個人技だけでなく、攻守においてチーム戦術の中でも機能するようになってきたら、ブライトンはもっと強くなれると思います。

前半を終えて、スティーブンスの1発退場ですが、やはり厳しい気もしますね。

悪質なタックルであることは間違いないと思いますが、ただ同様のものでも、流されることもあるのが、ここプレミアリーグです。

この2チームの力関係で、レッドが出してしまうと、シーズンの趨勢にも大きな影響が出そうな気がします。

後半10分にも、アタッキングサードで、グンナールソンのロングスローが炸裂しました。

セットプレイで、いつか押し込めそうですね。

後半14分、エリアギリギリ外からの、ハリスのカットインからのミドルシュートが、クロスバーを叩きました。

左足でも、強烈なシュートが撃てるようです。

後半17分、マレーに代えて、アンド―ネの投入です。

マレーは運動量の多いタイプではないので、こういった展開には不向きです。

交代も止む無しですね。

後半22分、モリソンに代えて、ペルティエの投入です。

ここまでモリソンは、何度も不調を訴えていました。

セットプレイでのぶつかり合いが原因なのか、試合前からの体調不良なのかは分かりませんでしたが、なんども奮起しては試合に戻り、試合に悪影響が出る前に自ら退場してくれました。

組織人の鑑です。

素晴らしいキャプテンシーですね。

また、ペルティエはもちろん右SBに入り、バンバがCBにスライドしました。

後半25分、ロングカウンターに抜けだしたアンド―ネにオブストラクションのファウルをして、カニンガムにイエローです。

やや流れが、ブライトンに来ています。

カーディフが押し込んでくれている間は、カウンターのチャンスが残ります。

後半30分、ロールズに代えて、リードの投入です。

リードならば、カウンターから独力でフィニッシュできます。

押し込む必要はありません。

主導権を取り戻しました。

後半36分、ゴール正面30m付近からの、イズキエルドのミドルシュートがありましたが、エザリッジの左腕だけのスーパーセーブがありました。

逆を突かれたために、腕だけのセーブになったのですが、そもそもなぜ逆に飛んだのか分かりません。

ケチをつける気もないのですが、左足のシュートだったので、GKからみて左に飛びますし、実際そうでした。

素直にそちらに飛べばよかったのでは、と思ってしまいます。

後半44分、バンバの得点で、カーディフが追加点、勝ち越しました。

グンナールソンの、ロングスローからでした。

一度はダンクに弾き出されたのですが、バンバのオーバーヘッドがポストを叩き、ペイターソンのシュートがクロスバーを叩き、最後は再びバンバがねじ込みました。

失点の原因を作ってしまっていたので、見事失地を回復しました。

ここまで、猛攻を仕掛ける時間も長かったので、報われました。

得点は認められましたが、よくみたらオフサイドでしたね。

バンバがオーバーヘッドを撃つ前に、出ていました。

結果、2-1でカーディフが勝利しました。

勝ち越し点はオフサイドでしたが、内容からすれば妥当な結果です。

気がかりだった、カーディフのハイプレス戦術が何分続くのか、という問題は、スティーブンスの退場でわからずじまいでした。

モーソンの状態も気になりますね。

折角勝利しても、次節以降あっさり負けては意味がありません。

厳しい戦いは続きますが、粘り強く戦ってほしいです。

ブライトンも、当初のプランは前半30分で、何の役にも立たなくなってしまいました。

カウンターにキレ味が増してきたので、副武器として、主武器のマレーと共に、磨いていってほしいです。

また、すっかりスタメンに定着したカヤルですが、ボランチとして成熟の時を迎えているようですね。

運動量も多く、キックも正確で、展開の起点にもなっています。

それでも、最大の武器はバランス感覚ではないでしょうか。

ポジショニングだけでなく、運動量や技術面で、厄介な仕事を引き受けている印象です。

イスラエル代表なので、馴染みがない人もいるかもしれませんが、生粋のファンタジスタだったヨッシ・べナユンとはまたタイプが違う、魅力的な選手です。

プレミアリーグ第12節 マンチェスター・C vs マンチェスター・U(11/12) ライブ観戦後感想

ついに来たぜ、マンチェスター・ダービー

今、朝の二時だが、おまえら、それでもフットボールファンか!起きろよ!

ちなみに俺は、微妙に寝過ごしたぜ(笑)

一時半開始だったからな、タイムラインはみれねぇ(笑)

このまま、完全に寝過ごしたことにするぜ(笑)

ポグバはスタンド観戦か、働けこの野郎。

ルカクもサンチェスもいねぇじゃなぇか、おいこらどうしたモウ。

今日もシルバがキレッキレじゃねぇか、潰さねぇと、こいつ一人にやられるぞ。

かわるがわるに、全員で潰しにいけや

アグエロの頭が面白れぇことになってるぞ、みんないじれ、いじりたおせ。

前半11分、シルバの得点で、シティが先制だ。

ダメだこりゃ。やっぱこいつだよ。

なんでまだ成長すんだよ。

上手いだけで、得点力は無かったよな?

決定力身に付けたら、無敵じゃん。

もはや、セルヒオ・ラモスがサラーにしたみたいに、ぶん投げるしかねぇ。

もしくは、デ・ヨングシャビ・アロンソにしたみたいに、腹に前蹴りだ。

スパイクを、突き刺せ!

やれ、やっちまえ!

、、、なんかつまんねぇな、そう、闘争心が足りねぇんだ!

ユナイテッドごときが、キレイにプレイして、シティに勝てるわけがねぇ。

とにかく、地上にあるものは、全部蹴り飛ばせ!

ボールなら、なおよし!

怪我人が一人もでねぇなんて、ダービーじゃあねぇ。

血まみれの乱闘はまだか?

なぜ殴り合わない?

フットボーラーの手は、何のためについてる?

気に入らないやつを、殴るためだろうが!

しつこくマークしてくる奴とかな!

ボクシングで一番強力なパンチを知ってるか?

ストレートじゃねぇし、もちろんジャブでもねぇ。

フックだ、いけフェライニ

シルバを、再起不能にするんだ!

得意のエルボーでもいいぞ!

こいつがぴんぴんしている限り、勝ちはねぇ。

前半42分、スモーリングがエリア内でハンドしやがった。

不可抗力ってことで、審判は流したが、あぶねぇ。

試合が終わっちまうところだった。

後半2分、アグエロの得点で、シティが追加点だ。

くっそ、マジか。

終わっちまった。

これで、引き分けはあっても、ユナイテッドの勝ちはねぇ。

うんざりだ。

ことさらユナイテッドびいきってこともねぇんだが、弱いほうがリードしてないと、緊張感に欠けていけねぇ。

後半10分、リンガードに代えて、ルカクだ!

その巨体で、ストーンズをひけ、ひき殺せ!

後半11分、よし、PK獲得だ!

マルシャルの得点で、1点返したぞ!

後半16分、マレズに代えて、サネの登場だ。

クールぶりやがって、おまえはいらん!

後半27分、エレーラとラッシュフォードに代えて、マタとサンチェスだ。

どんなに汚い手を使ってでも、追いつけ!

後半29分、アグエロに代えて、ギュンドアン

しめにかかってるな、でもこれで負けたら、いいピエロだ。

シティが負けて、グアルディオラの無様な所が見てぇ、次のダービーが熱くなる。

モウリーニョは勝つとふんぞり返るから、オールドトラフォードで敗戦するフリとしては最高だな。

後半40分、ギュンドアンが得点した。

完全に終わった。

TV消すわ。

プレミアリーグ第11節結果一覧、私的ベストイレブン、岡崎・吉田・武藤の活躍まとめ

11月3日開催
ボーンマスvsマンチェスター・U           1-2

11月4日開催
ウェストハムvsバーンリー                  4-2
エヴァートンvsブライトン                               3-1
ニューカッスルvsワトフォード                               1-0
カーディフvsレスター                                   0-1

アーセナルvsリヴァプール                    1-1  

ウォルバーハンプトンvsトッテナム        2-3 
11月5日開催
マンチェスターCvsサウサンプトン                6-1
チェルシーvsクリスタルパレス                    3-1
11月6日開催   
ハダースフィールドvsフルハム            1-0
 
今回も勝手に、私的ベストイレブンを選ばせていただきました。
GK:ロリス(トッテナム)です。

次点は、パトリシオ(ウォルバーハンプトン)です。

その次が、デ・ヘア(ユナイテッド)です。

ベゴビッチボーンマス)も素晴らしかったです。


DF:コールマン(エヴァートン)、ストーンズラポルト(共にシティ)、アスピリクエタチェルシー)です。
次点は、ベジェリン(アーセナル)、ヴァン・ダイク(リヴァプール)、ズマ(エヴァートン)、ロバートソン(リヴァプール)です。

MF:カンテ(チェルシー)、ジャカ(アーセナル)、シルバ(シティ)です。
次点は、トレイラ(アーセナル)、ミリヴォイェビッチ(クリスタルパレス)、ミルナーリヴァプール)です。


FW:サラー(リヴァプール)、ラカゼット(アーセナル)、スターリング(シティ)です。
次点は、アザールチェルシー)、ザハ(クリスタルパレス)、フェリペ・アンデルソンウェストハム)です。

 

以下は日本人選手の今節の活躍です。

岡崎:ベンチ外。

屈辱のベンチ外です。

初めて試合出場無しに終わりました。

とはいえ、この結果は予想されたことです。

これまでほとんどすべての試合で、後半から途中出場しましたが、得点もアシストもありませんでした。

岡崎自身、運動量と守備に走る献身性、中盤と前線をつなげるポストプレイなどが得意なタイプで、 短時間で得点することが得意なタイプではありません。

ディアバテなど若手も伸びてきているので、これからますます居場所を見つけるのが難しくなるでしょう。

岡崎だけでなく、レスターは多くの選手が出場できなくて苦しい思いをしています。

12月の過密日程で、出場するチャンスはあるでしょうが、そこで結果を残せない場合、移籍を視野に入れた方がいいと思います。

 

吉田:ベンチ入りするも、出場なし。

これまでと同じで、吉田の序列は、変化なしです。
吉田にとっては苦しい日々が続きます。
もはや監督交代でもなければ、日の目は見ないかもしれません。

 
武藤:先発出場、前半45分交代。

スタメンでロンドンと組めたのですが、結果は付いてきませんでした。

しかも怪我とはいえ、前半中に交代と、最悪です。

追い打ちをかけるように、代わって出たアジョセ・ぺレスが活躍したことで、序列は確実に後退したと思います。

これまでの活躍から、ベニテスさんは、ロンドンと武藤のコンビをファーストチョイスと考えてくれていました。

しかし、ロンドンが復帰したら、今度は武藤が怪我で離脱と、受難は続きます。

が、それでも勝たなければなりません。

武藤も、ニューカッスルに来てから、これまでで最もつらい時期が続きますが、まずは怪我を治すことです。

そして、試合に出て、ロンドンと組んで、試合に勝つ。

来週にはすべてクリアしているかもしれないし、一月掛かるかもしれません。

ひとつひとつでいいと思います。

プレミアリーグ第11節 ハダースフィールド vs フルハム(11/6) 試合後感想

20位のハダースフィールドと、18位のフルハムの対戦です。

両チームとも最下位争いをしているだけあって、負けが込んでいます。

ハダースフィールドは、それでも失点は少ない方です。

シティ戦では6失点しましたが、リヴァプールには0-1で負けるなど、粘り強く戦えています。

内容も悪くありません。

複数得点できないのが悩みですが、とにかく粘り、1点取って勝つ、という勝ち方しか現状ないので、それに賭けましょう。

一方フルハムは、攻撃陣は補強の甲斐あって、豪華です。

複数得点できるゲームもあります。

バーンリーに4-2で勝つなど、派手な勝ち方もできます。

問題は守備で、ボーンマスエヴァートン、シティに0-3、アーセナル戦に至っては1-5で敗れるなど、失点が止まりません。

組織守備を構築しながら、攻撃力で押し切りたいですね。

スタメンが発表されました。

ハダースフィールドは、5バックに戻してきました。

WBにハデルジョナイとレーベを配した、今シーズン初期のスタメンです。

前線でプリチャードとコンビを組むのは、ムニエです。

ヴァン・ラパラが控えに戻ってきました。

ムベンザ、デ・ポワトルと共に、出場機会をうかがいます。

フルハムも、中盤は初期のスタメンに戻りましたね。

ザンボ・アンギサとケアニーが、セリと組みます。

前線にはビエットが入り、カマラはベンチからも外れてしまいました。

最終ラインは右から、フォスメンサー、オドイ、ル・マルシャン、セセニョンです。

GKのリコと共に、メンバーを固定して連携を深めてもらいたいですね。

試合が始まると、ハダースフィールドの選手の、特に前線のプレスが激しいですね。

ムニエがル・マルシャンを狙い撃ちにするなど、個々人の役割がはっきりしています。

お互いに受けきって耐えられるほど、守備力は高くありません。

ハダースフィールドの攻撃陣がフルハムの守備陣と戦う時間が増えるのは、守備をする時間を減らすという意味でも、有効です。

最後までもつか分かりませんが、前線からプレスをかけるのは、理にかなっています。

前半15分、ビリングのミドルシュートクロスバーに当たりました。

両チーム初めてのシュートは、枠に飛びました。

そもそもミトロビッチにホッグがスライディングタックルして奪ったボールを、ビリングにに繋げました。

後ろからのタックルだったのですが、ボールに行っていたので、ファウルにならずに済みましたが、きわどいプレイです。

ハダースフィールドの方が、球際に厳しくいっています。

フルハムの方が平均的に技術は上だと思うので、プレスをかわして空回りさせれば、チャンスが生まれます。

前半27分、プリチャードのミドルシュートはリコに防がれましたが、枠に飛んでいました。

それによって得たCKで、前半28分、シンドラーのヘディングシュートで、ハダースフィールドが先制です。

フルハムは、ハダースフィールドの両WBに好きにやられすぎです。

簡単にアタッキングサードまでボールを運ばれ、クロスを上げられてしまっています。

前半33分、レーベにスライディングタックルをしてしまい、フォスメンサーにイエローです。

敵陣でもあり、不要でしたね。

フォスメンサーはレーベを一度は抜き去ったのですが、クロスをビリングに跳ね返され、奪い返したところでした。

フルハムはポゼッションはできるのですが、人数をかけた激しい守備に苦しんでいます。

攻撃でも、ミトロビッチには、ザンカことマティアス・ヨルゲンセンと、シンドラー、ムーイが早めに囲い込み、ポストプレイを封じています。

セセニョンが上がることはできないので、ビエットやシュールレが幅をとらないと、密集した中で連動した守備をされてしまいます。

前半は、ハダースフィールドの1-0、思惑通りに進められました。

攻撃では、WBが幅をとってCKの獲得に成功していました。

守備ではミトロビッチのポストプレイを封じて、起点を作らせないことに成功していました。

またハイプレスは前半開始直後から仕掛け、得点後に終息、40分過ぎには再開、とメリハリがありました。

フルハムは、ここまで何もうまくいきませんでしたが、前半に喰らったハイプレスも後半はそこまで繰り出せるものではないと思うので、まずはパス回しで対抗できると思います。

あとは、攻撃で幅をとること、セセニョンの攻撃参加の隙を見つけることが課題になると思います。

完封されるほど力の差はない、というかフルハムの方がタレント力では上回ると思うので、チャンスは来ると思います。

HT終了後、ビエットとフォスメンサーに代えて、マクドナルドとクリスティの投入です。

4-2(DH)-2(OH)-2にしたようです。

マクドナルドとザンボ・アンギサがDHに、ケアニーとセリはOHに入りました。

中盤は全員ボランチが出来るために、中央に集まって厚みを作ったり、循環しながら攻撃参加したりなど、自在にやれます。

後半1分、早速フルハムがCKを獲得しました。

これは跳ね返されましたが、セセニョンが攻撃参加できるなど、噛み合わせが良くなったために、見違えてよくなりました。

後半9分にもCKを獲得、ミトロビッチに合わせられるなど、流れが来はじめています。

後半10分、ムニエに代えて、デ・ポワトルの投入です。

中盤は分が悪いことが分かってきたので、ロングボールに切り替える為です。

後半20分、マクドナルドに代えて、ヨハンセンの投入です。

マクドナルドの容態は、よくわかりませんでした。

突然ピッチに座り込んでしまったのですが、歩いてベンチには帰れるようなので、大きな怪我ではないと思います。

しかし途中交代で投入した選手を出さなければいけないのは、安定したプレイをしていたことも含めて、痛いですね。

後半21分、セセニョンの裏を取ったハデルジョナイがクロスを上げ、CKを獲得です。

これは壁を抜け、2列目から飛び出したプリチャードのシュートに繋がりました。

ヨハンセンの寄せで、枠に飛ぶものにはなりませんでしたが、ハダースフィールドも耐えるだけではなくなってきました。

後半28分、ミトロビッチのポストプレイを受けた、シュールレの見事なミドルシュートがありましたが、ゴールは取り消されました。

ミトロビッチがオフサイドでした。

後半31分、この後シュールレがラインブレイクしたのですが、オフサイドになり、その判定に抗議したことで、ミトロビッチにイエローがでました。

後半33分、セリのFKがありましたが、枠には飛びませんでした。

後半36分、プリチャードに代えて、ムベンザの投入です。

後半44分、コンゴロに代えて、バクナの投入です。

後半46分、カウンターから、ムベンザが単独でフィニッシュまで持ち込みました。

可能性のあるものにはなりませんでしたが、前線からチェックにいくなど、短い時間ながら体力を燃やし尽くそうとしています。

結果1-0で、ハダースフィールドが勝利です。

ゴールは、フォスメンサーのオウンゴールに訂正されました。

遂に初勝利です。

戦術的にも良く練られていて、見ごたえがあり、勝利に値するものでした。

気になったのは、ハイプレスが前半しか見られなかったことです。

今節のリヴァプールアーセナルのように、90分できるようになれとは言いませんが、20分程度では、短すぎます。

この試合は逃げ切ることが出来ましたが、今後はとても無理です。

フルハム以上に攻撃力のあるチームとの対戦で、もし先制できた時に逃げ切るには、ハイプレスを60分は出せるようにならないと、厳しいと思います。

残り30分は、メリハリやらでごまかせます。

単純ですが、体力をつけましょう。

一方フルハムは、痛い敗戦です。

良い戦いはしているのですが、結果には繋がりませんでした。

チーム構築も間違っていないと思うので、ユナイテッドと同じように、冬に最終ラインに補強をするのは、必須だと思います。