Group Bモロッコ王国 vs イラン・イスラム共和国 展望
私は、正直あまりこの2チームの詳しくないので、解説できません。
各雑誌社が上梓していらっしゃる、選手名鑑を読ませていただいて、初めて知った人も大勢いました(フットボールファンとは言えないかも泣)。
戦術については、あまり触れることができないので、ここでは両国の背景について書きます。
モロッコは2026年つまり8年後のW杯の開催地にも立候補している関係か、若い選手が多いです。
19歳が二人、20歳が二人、21歳が二人、22歳が一人、24歳が二人、25歳が一人。27歳のGKも入れれば、9人もの選手が、2大会後を見据えて選ばれています。
それでいながら、アフリカ最終予選では無失点で、守備に定評があるチームのようです。
2002年の時の日本に、状況が近いかもしれません。
私は、あまり映像が手に入らなかったので、スタッツから受ける印象で、イメージをつくってしまっていて、申し訳ないです。
ついでに言うと、モロッコはフランス語も公用語としているので、ガーナ系フランス人のデサイーやガーナ人のエッシェンみたいな、ゴリゴリのサイボーグをイメージしていました。
しかし、どちらかといえばエジプト寄りの、身体能力はありつつもテクニカルなチームのようです。
そしてアフリカ共通といっていいのか、集中力の無さも指摘できるかもしれません(セネガル以外?)。
前後半のロスタイム、後半の入りは失点しやすい、というところに現れています。
それにたいして、イランはベルギーやギリシャの得点王も多く、このグループでなければ、十分にグループリーグ突破も現実的だったのでは、と思います。
アンダー世代の前線トリオに特に期待しています。
右サイドのジャハンバクシュは今シーズン、オランダリーグで得点王かつアシストランキング2位(21G12A)です。
”イランのメッシ”と呼ばれるアズムンは1トップを務めます。アジア予選でチーム最多となる11ゴールをあげました。
左サイドのタレミは”イランのイブラヒモビッチ”と呼ばれているそうです。国内リーグも2度得点王になっており、今予選でも8ゴールです。
個人的には前回大会、アルゼンチン戦は感動しました。後半ロスタイムまで0-0で最後にメッシに決められるまで、いい戦いをしていたからです。
あの時いいシュートを放っていたデジャガーが、今回参加しないのが残念です。